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最近の朝ドラに、時代誤認を見る

kage

2017/05/30 (Tue)


 【ひょっこ】

 昭和の30年代以降の時代背景を強調したドラマですが、数多くの矛盾点が時折映し出されます。
所詮ドラマなのであまり気にしたくはありませんでしたが、5月30日の放送は頂けませんでした。

 ヒロインみね子達の処へ、墨田区の石鹸工場の社長さんが高級洋菓子のバームクーヘンを手土産に持って現れます。
袋を何気にテーブルに置き、中からそのバームクーヘンを差し出したのでした。



 時代背景を特に強調したこのドラマなのに、高級洋菓子バームクーヘンを目立たせる為に用意した紙袋が大失態です。
今でこそその辺に溢れて一般的に利用されている紙袋ですが、この当時の紙袋は風呂敷に代わる貴重な物。
 
 特に今回使用された系統の紙袋は、留め金や布紐、袋がコーティングされていました。
布紐はこの数年後、ましてや紙袋に留め金やコーティングする技術は更に後の事。

 この当時、破れやすかった紙袋にやっとポリプロピレン(PP)のカバーが付いた頃ですから、このミニサイズの紙袋でさえ、50円くらいはしたのではないでしようか。
ドラマの中で、みね子達に支給される給料から換算すれば、どれだけの価値か理解出来る事でしよう。

 まだ、塩化ビニール(塩ビ)も紙袋に使用されていない時代のはず。
ましてや、布紐に留め金やこコーティングを施した紙袋なら300円以上の価格で、この高級洋菓子並みかそれ以上の価値のある品物だったと考えられるのです。

 このドラマが、時代背景を強調した作品だからこそ、余計に気になる出来事でした。





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