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映画になった『姫百合学徒隊』の小説 前編

kage

2015/08/24 (Mon)

 【 ひめゆりの塔は、何処まで真実なのか 】

*色つき文字を読むだけでも内容は理解できると思います。

 私が訪問している先にも訪問して下さっている中にも、小説を書かれている人がたくさんおられます。
小説と言うものの殆どが、創作されたものである事を知らない人は、いないと言えるでしょう。

 唯一、ノンフィクションにカテゴリ分けされているBiography(伝記)ものやドキュメンタリー(日記など)だけが、事実を基に書かれていると考えられますが、いくら波乱万丈の人生でも経験したものをそのまま書いていたら、一般的に人気を博する事はほぼ有り得ません。
それらを人気のある物に売れるものにしたいと世の中の物書き達が悪戦苦闘し、あらゆる手段で売れる内容に仕上げられていくのです。

  世の中には、出来るだけ多くの本を読み多くの文章を書く事が上手くなるコツだと、ノウハウ本まで出されている方が多くいますが、その方法で人を惹きつける文章を書く事は、まず出来ません。
この方法は、ただ単に知識が増えて文章慣れするだけなのでした。


 小説の上手い書き方には、幾つかの法則があります。
その法則を幾つも取り入れて映画にもなり、未だに日本中を席巻し続ける傑作小説『ひめゆりの塔』の技法を解説して行きましょう。
その前に・・・。

 映画『ひめゆりの塔』の原作小説『ひめゆりの塔』を書いた石野径一郎さんは、沖縄出身で子供の頃からの反戦仲間の平良良松さんと法政大学高等師範科入学後、更に左傾化して行きます。
翌年暴動を起こした首謀者として検挙されると、完全な共産思想の持ち主となりました。
そして彼は多くの仲間が徴兵される中、徴兵を逃れ、作家としてデビューするのです。

 この作品の脚本家水木洋子さんは、学生時代から東京左翼劇場に出演するほどの左翼思想家でした。
そして、戦後の日本映画黄金時代の代表的脚本家となるのです。

 企画したマキノ光雄さんは、日本映画の父として知られる牧野省三さんの息子で、左翼思想の先輩達や仲間達が大勢いました。
あの、スパイ容疑や左翼思想で波乱万丈の戦中戦後を送った李香蘭さんを、満洲映画に入会させた人物としても有名です。

 マキノさんと一緒に企画を担当した伊藤武郎さんは、日本映画演劇労働組合の初代委員長として、警視庁予備隊や米軍を出動させるほどの東宝争議を指揮した労働運動家で、社会主義思想の持ち主でもありました。

 美術担当の久保一雄さんは、「三・一五事件」で社会主義思想や共産主義を持った危険人物として検挙されます。
その後、この映画の監督今井正さんと協力関係に入って行きました。

 編集の河野秋和さんは、反戦争運動の映画を幾つも編集します。

 そして、監督の今井 正さんは、日本映画の左翼思想を代表する名匠と言われるほどの熱心な共産党員でした。
朝鮮の国境警備隊と抗日ゲリラとの戦いを描いた作品で有名になり生計が成り立ったにも係わらず、マルクスを尊敬してやまぬ彼にとっての映画は、共産的考えの映画でなければならなかったようで、仕事を選ぶようになります。
その後の映画は、反社会的思想の物が中心になって行きました。

 その中で生まれた代表作品が『ひめゆりの塔』なのです。
共産思想の原作者によって生み出された作品を、共産党員の監督による指示の下、共産主義スタッフによる共産思想満載に脚色編集された共産主義的作品なのでした。

 この映画の意図通りに、ひょっとしてあなたは、すでに影響されていませんか。
「戦争反対、安保反対、平和憲法を守れ!」


 次回は最終回、その映画を見る者達を共産主義意的思想に洗脳するような手法を究明公開します。



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この記事へのコメント

kage

こんばんは

「姫百合の塔」…なんだかまっかっかですね(;´Д`)。ここまで真っ赤だとは。こういう話に極端な赤さを入れちゃいけないと思うんですよね、いやもちろん極端な右も良くはないですよ。
姫百合という、少女たちの悲劇をそうしたイデオロギー抜きで書いたり、つくったりできないものかなあ…。

「戦争反対、安保反対、平和憲法護れ」
私は洗脳されませんぜw。

次回を待ってます!

Posted at 23:22:40 2015/08/24 by 見張り員

この記事へのコメント

kage

見張り員 さんへ

 小説を書かれている見張り員さんは、お解かりでしょうが、脚色は当たり前の世界です。
小説であろうが映画であろうが全てのものは 創作物であることを意識していないと、偏った思想を植え込まれてしまうでしょう。
娯楽的なものを除けば、簡単に洗脳されてしまう可能性があると考えられます。
知らず知らずの内に、間違った知識を本当のことと勘違いさせられているかもしれませんね。

 次回を楽しみにして頂き、嬉しく思います。

Posted at 12:07:29 2015/08/25 by るどるふくん

この記事へのコメント

kage

No title

「ひめゆりの塔」
リメイク版は 観たような…?(^^ゞ

でも そういう意図がある映画だったとは…
全く知りませんでした。

なので私も
次回 興味津々ですe-446

Posted at 15:06:37 2015/08/25 by みけ

この記事へのコメント

kage

こんばんは

ひめゆりの塔のお話は、存じ上げないのですが
うちのほうでは、東京大空襲の学びが多かったです。

Posted at 18:04:10 2015/08/25 by すももどーる

この記事へのコメント

kage

みけ さんへ

 最初は、津島恵子さん主演の作品でした。
おそらく、吉永小百合さんのリメイク版をご覧になったのかも知れません。

 彼の映画は、そういった物が多いです。
どんな作品でも、脚本家がいた時点で、脚色されている事は間違い有りません。
特にこの作品は、そう云った思想の輩中心で作られた作品でした。

 次回に期待して頂き、ありがとうございます。

Posted at 00:13:07 2015/08/26 by るどるふくん

この記事へのコメント

kage

すももどーる さんへ

 そう言えば、東京大空襲の小説や映画は記憶に無いですね。
この東京大空襲は、原爆を除き空爆による世界最大の民間人無差別大量虐殺と言われているのに・・・。

Posted at 00:32:45 2015/08/26 by るどるふくん

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kage


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