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「憲法」と「憲法典」をちゃんと理解していない人達と、平和と男女平等と差別を都合のいい解釈している人達へ(5)

kage

2014/08/01 (Fri)

 【 人生相談・選挙 】

 長男は 戦死した為、次男が後を継ぐはずでした。
ひょっとしたら、母方の両親は 家に入らないでいいことが前提の結婚と考え、娘を送り出したのかもしれません。
ところが次男は 戦争によって片脚を失くしていた為、農家を継ぐことを諦め独立します。
否応なく(いやおうなく)、末っ子の父が家を継ぐことになりました。

 小作農家と言えど、農地を持っていなかっただけなので 田舎の土地とは言え、2000坪近い土地を所有していて、他の兄姉達に土地と建物を分け与える事になります。
母は 世間的に聞こえだけはいい、新しく本家当主となった父の嫁だったわけでした。

 祖父は 家具の事もあってか、近所だけに留まらず、町中の人達に評判が良かったのです。
父は父で、地元の事に一生懸命に尽力していました。
今で言う、ボランティアでしようか。
信望も厚かった為、三十代の半ばにして民生委員なります。

 体の弱かった私は 外に遊びに行く事をせず、ずっと家にいました。
ふすま一枚の仕切りであった為、父の元へ相談に来る人と父の声が よく聞こえてきていましたが、税金や生活保護とかと言った相談ばかりだったので、ほぼ聞き流して本などを読んでいました。

選挙 私は 気が付けば大人の相談事に 耳を傾けている時間が多くなってきます。
父の人生相談の評判がすこぶるよく、管轄外の人達からの人生相談も来るようになってきていました。
しかも、政治家を目指し始めた父は、地主の秘書兼相談役のようになり、いつしか選挙参謀を務めるほどになっていたのです。
そして、地主さんは 2期連続で町長になったのでした。
その為、百姓仕事は 母が一人でやる事が多くなり、いつも眠そうな顔をしている母を 何度も目撃する事になります。

 次の町長選挙のときの対抗馬が、私の名付け親であり、何かあると助けてくれたり、お小遣いを貰っていた地元でも有名なお金持ちの実業家さんでした。
彼は、父や祖父の信望と名声と父の選挙対策の手腕があれば 受かると思ったのでしょう。
父に、協力を依頼します。
すると、町長は 父に後2期勤めた後の町長に 父を推薦する事を確約し、父は 私の名付け親の誘いを断りました。
そして、町長は 再選を果たします。

 更に父は この時、地元出身の県議会議員の相談役と、この選挙区の衆議院議員の選挙対策委員も努めていました。


 次回は 「憲法」と「憲法典」をちゃんと理解していない人達と、平和と男女平等と差別を都合のいい解釈している人達へ(6)です





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kage

お母様が、畑仕事などで、随分ご苦労されたのではないかと思いました。
また、お父様の支えにもなられた事でしょうし、家事
畑、来客接待など、私には、マネが出来ない忙しさだったでしょうね。
お父様の人望の厚さの裏には、内助の功なしには、語れないものがあったと思います。

Posted at 14:01:34 2014/08/01 by おこちゃん

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kage

同期の桜、、アップしていたので、連投!

産まれた時から、父は、昔の娯楽の麻雀や、家で飲み会をすると、決まって、ようと必ず、戦争の話しや、この歌を皆でうたっていましたよ。

その頃の、父の仕事仲間は、皆、戦争経験者でしたからね。
ソ連の捕虜になった人の話しも聞いたり、上等兵の暴力とか、、。

母は、やはり、竹やり、薙刀訓練を受けた年代です。
食糧に困った事を 母は思い出したくない人でしたから、父が友達と 飲むととても、飲兵衛だったし、嫌だったみたいですが、逆らわない人だったので、お金が無くても、接待していましたが、体が弱かったので、子供でも可哀そうだなーって、思っていました。

Posted at 14:56:50 2014/08/01 by おこちゃん

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kage

こんにちは。
いつも楽しく読ませてもらっています♪
へぇ~と感心することやいつもほんとにすごいですね(#^.^#)
これからも楽しみにしています。
いつも自分の所にも来て頂いて感謝です♪

Posted at 18:23:33 2014/08/01 by mobilewalk

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kage

おこちゃん さんへ

 あのNHKですら、この歌は 流さなくなりました。
戦争反対当たり前。
しかし、お国の為に自ら進んでいった人たちを敬いこそすれ、さげすむ人達が多くなってしまったことは 実に残念な世の中になりました。
例え無駄死にであろうが、先人の尊い死を称えたいものです。

 事を成し遂げた人達の殆んどが実力以外のことで成功しているものであると考えます。
もちろん、運が一番ですが、陰で支えてくれた人たち。
夫婦なら、相方の理解と協力なくして成し遂げるのは とてもたいへんだと思います。
私の父や祖父の場合も母や祖母の協力なくして、信頼を勝ち取ることは 難しかったことでしょう。

 この時代の女の人達は 今の女の人達の何倍も苦労したと思います。
時代がそうさせたのでしょうけれど、簡単に自殺する人が多い今の世の中人たちと比べれば、教育によって強い精神的修行が成されていたと考えるところです。

 おこちゃんさんのお母様も食糧難のことを思い出し語る事によって、それに付随した嫌な出来事や辛かった想い等を思い出すことを避けていたのでしょうね。
酒癖の悪さは 小心者の特徴と言われていますが、お父様をそういった方向に連れて行ったツライ環境があったのかもしれません。

 “経験の浅きものほど理想を語り、人を巻き添えにして不幸へ連れて行く”と言います。
左右関係なく、理想だけを語る人達が増えることによって、世の中全体がおかしな方向へと進んで行っている気がしてなりません。

Posted at 00:07:26 2014/08/02 by るどるふくん

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kage

mobilewalk さんへ

 コメントありがとうございます。
私の知り合いは ドコモやLG、auなど携帯電話会社から依頼され、部品の修理交換をする仕事をしています。
やはり、アンドロイドが落下破損以外では 一番壊れにくいようですね。
iPhoneは どうなんでしょう。
スマホは 携帯と違って、大きいからでしょうか、よく落とします。
そういえば 韓国系の携帯は 修理している先から、壊れていくものがたくさんあると言っていました。

 昔の話なので、今を生きている人達には なかなか理解に苦しむ内容になっているかも知れません。
政治、戦争、思想、宗教の話は 共感と反感の二つを気にせず、書いています。
終わってみたら、読んでいる人が誰もいなくなったみたいなことにならぬことを 祈るばかりです。
この話は 来週中くらいに終了しますので、もうしばらくお付き合いください。

Posted at 00:31:19 2014/08/02 by るどるふくん

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kage


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