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ちょっと芸能裏話 (阿久悠マジック その8、山口百恵の成功、そして桜田淳子と離れる時)

kage

2014/07/07 (Mon)

【 桜田淳子・山口百恵 】

スプーン一杯の幸せ 桜田淳子さんの出る映画は 脇役ばかりでした。
山口百恵さんがドラマや映画で人気が出て行く中、やっと戦略の見直しをしたのか、彼女を 当時人気上昇中の作家、落合惠子さんの“スプーン一杯の幸せ”で主演をさせます。
これは それなりにヒットしますが、彼女の人気と落合さんの原作を考えればイマイチで、遅きに失した感は 否めませんでした。
ちゃんと彼女の事を 考えていたのなら、仲間内の監督でなく、まずは 一流の監督を使うべきだったのでしょう。
しかし、年間レコード売り上げ枚数やブロマイドなどの売れ行きは 山口百恵さんを遥かに上回り続けます。

 ところが、桜田淳子さんサイドのサンミュージックの戦略が 世間のファンには 全く見えて来ていませんでした。 
ビクターとの連携もイマイチであり、阿久悠さんの想いとは 違う方向に進んで行くようになります。 

 一方、山口百恵さん側は よく言えば、表裏一体であるように見えていました。
山口百恵さんサイドは 花の中三トリオの出演作品以外は 名作のリバイバル映画にしか出演させません。
ドラマも赤い迷路がヒットすると、このシリーズが終了するまで、他の作品に 彼女を出す事は しなかったのです。

 山口百恵さんサイドが 彼女の好きだった阿木 燿子さんに作詞を依頼、旦那様の宇崎竜堂さんとのコンビ曲”横須賀ストーリー”によって人気は更に急上昇、“イミテイション・ゴールド”での人気は 確実に桜田さんを上回り、“秋桜”で、中高年まで完全に取り込み、人気を不動の物にして行きました。

 サンミュージックは 人気に蔭りの出ていた森田健作さんを 追いかけすぎました。
彼の功績は 事務所にとって多大であったのを差し引いても、力の入れ具合を間違えていた事は 明らかです。
阿久悠さんやスター誕生の関係者、大物芸能人たちの評価を見れば、一目瞭然だったにも拘らず、ほおって置いても売れて行く彼女を 更に高みに連れて行かなかったのは、相澤さんの怠慢と言うべき大失敗でしょう。

 それどころか、彼は 無理と淳子さんを大人の詩で大人歌手の世界へと連れて行きました。
阿久悠さんの大人の入り口に立った女の子の心情を切実に詠った“もう戻れない”がそれなりに売れているのに、山口百恵さんの阿木・宇崎コンビの成功を真似するかのように、淳子さんの好きだった 中島みゆきさんに曲を依頼します。
デビュー以来、桜田さんを想い続けた阿久悠さんを 世間的に見れば、切ってしまったのでした。

 当時、泣き唄を書かせたら“右に出る者はいない”とまで言われていた 中島さんの曲“しあわせ芝居”、“追いかけてヨコハマ”が 大ヒットし、相澤さんの戦略は 成功したように思われます。
しかし、淳子さんのイメージとは かけ離れていた中島さんの曲は 中島さん自身も 良くは 思っていないようでした。
コンサートで彼女は 淳子さんの歌い方を物まねをして、チャチャを入れました。
彼女の指摘は正しく、阿久悠さんも同じ想いだったのでは 無いでしょうか。
 
 人気が低迷して来ていた桜田さんに 、阿久悠さんは 再び力を貸します。
しかし、阿久悠さんの曲となれば それなりには 売れましたが、次の曲は その半分も売れず、阿久悠さんは 桜田淳子さんの詩を書くことを この曲を最後に完全に辞めてしまい、彼が亡くなるまで 淳子さんに詩の提供をする事は ありませんでした。

 桜田淳子さんと離れる時が、やって来たのです。
ある意味、阿久悠さんにとっての 大失恋の瞬間だったのでした。

 後のインタビューで、桜田淳子さんの詩を作ることを辞めた事に対し、「僕は、淳子ちゃんに限らず、その歌手の今に対して、どういった詩が合っているのか、その人の魅力は どんな詩を書けば 最大限表現できるのか考えて書いています。」
「一旦書いた詩は 僕の手を離れて作曲家の先生に渡った時点で、作曲家の先生の その歌手に対する思い入れがメロディになると考えていて、僕の想いが伝わっているかは 作曲家の先生次第なんです。」
「更に、その曲が歌い手の元に渡り、その歌手の歌として世の中に出た瞬間から、もう僕の物ではなく、歌い手さんの物になっちゃうんですね。」
「だから、歌い方がどうのこうの 私がとやかく言うことは ないんです。 」

 その後、桜田さんは 彼の想いと違う方向にどんどん進ん行き、結果的に宗教に嵌り、芸能界から遠ざかってしまった彼女を残念に思っているのは確かで、悔やんでも悔やみきれない想い、光り輝く黄金の卵を サンミュージックに渡した事を悔やむような発言に 聞こえてなりませんでした。


 次回は 山口百恵さんに 図らずも詩を提供してしまった事です。




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阿久悠さんと百恵さんの事を中心に 阿久さん、百恵さんに惹かれる 阿久悠さんの無念



世間(世間の事)評論家
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kage

 今回も 一気に読んでしまいました (●´ω`●)ゞ
 ♪追いかけてヨコハマ
 そういえば淳子さんのイメージではない感じですね。

 前回の答え観ました。
 なんと 百恵ちゃんe-451
 見返してみると ほんとだ…
 少しふっくらしたものの百恵ちゃんでした。
 私とした事がわからなかったとは~くぅ(●>ω<●)
 
 そして体重の方
 目標達成できますよう 応援していますe-446

Posted at 15:10:56 2014/07/07 by みけ

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kage

この裏話を聞いて

追いかけててヨコハマを聞くと
何か寂しさが倍増しました。
淳子さん
とても可愛そうに感じてしまう・・・
あの宗教もね~(涙)

Posted at 16:55:05 2014/07/07 by ヒカル

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kage

こんばんは

桜田淳子さんの愁いを帯びた表情が、とっても美しいです❤
山口百恵さんの赤いシリーズは
先日、本屋さんで広告を見つけました。
サンミュージックさんが、もっともっと
桜田さんのことを真剣に考えてくださったら
その後の展開も違っていたのですね。
追いかけてヨコハマは
中島みゆきさんだったのですね(@_@;)
母がよく歌っていた幸せ芝居の~♪は
どなただったのでしょうか?
しっとり落ち着いて、素敵な歌声だったと思います。

Posted at 18:43:02 2014/07/07 by すももどーる

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kage

みけ さんへ

 いつもありがとうございます。
追いかけてヨコハマの大ヒットで、淳子さんの巻き返しが期待されましたが、女優にも憧れていた彼女は 両天秤のような芸能生活になって行きます。
事務所の方針と、ビクター、阿久悠さん、本人の関係がギクシャクしてしまいます。
その後、松田聖子さんの加入で、更に悪化したのかもしれません。

最近の写真らしいですが、あまり話題になりませんでしたね。
もう、百恵さんや淳子さんは 遠い過去の人になってしまったんでしょう。
郷ひろみさんが未だに頑張っている姿を観れば見るほど、
淋しい限りです。

 最大目標は 70kgを切る事ですが、夢物語になりそうですね。
それでもなんとか、76kgは 切りたいところです。
応援ありがとうございます。

Posted at 20:21:13 2014/07/07 by るどるふくん

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kage

ヒカル さんへ

 淳子さんファンには 辛い過去です。
宗教に勧誘したお姉さまは お兄様の説得などで、すでに奪回していますが、淳子さんは お兄様との過去において、芸能界に入る前の初恋日記事件などの確執から、彼の言う事を聞かなくなってしまったのかもしれません。

 世間の皆さんは 相澤会長が淳子さんを育てたと思っている方がほとんどですが、彼女の人生の流れから鑑みて見れば、相澤さんのサンミュージックの現在は 彼女のおかげである事は 明白でしょう。

 相当、彼女に稼がしてもらった上に、後の松田さん、岡田さん、酒井さん達は 淳子さんに憧れてサンミュージックに入って来ました。
ただ、聖子さんは 意外と日和見主義だったようで、時と場合により、尊敬する人と、目標にしていた人がコロコロ替わっていましたが。v-411

Posted at 20:34:48 2014/07/07 by るどるふくん

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kage

すももどーる さんへ

 いつもありがとうございます。
“しあわせ芝居”と“追いかけてヨコハマ”、”20才になれば”の三つが中島みゆきさんに提供してもらった歌ですね。
しあわせ芝居の方が売れました。
アレッ記事に書いたつもりが、載っていませんね。
すいません。
ありがとうございました。
追加修正しておきます。

Posted at 20:43:55 2014/07/07 by るどるふくん

この記事へのコメント

kage

 追いかけて横浜と、幸せ芝居は、私好きなんです。それまでの詩と慶応が違うと思ったのは、中島みゆきさんの作詞だからか。当時はそんなこと気にしていませんでしたが、なるほどね。

 減量がんばっていますね。やはり王道は運動と食事制限でしょうか。男は死にたくないから痩せたくて、女は死んでも痩せたいのです。

Posted at 13:41:32 2014/07/08 by ひねくれくうみん

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kage

ひねくれくうみん さんへ

 ユーミンさんが中島みゆきさんの事を「私より年上で、もう60歳をすぎているのよ」って言っていました。
時の経つのは早いです。

  
 予定より、随分遅れていますが、順調に体重は 減少中です。
用は、たとえ簡単な運動でも ピタッと止めないことなんですが。

 名言ですね。
食事療法は 難しいです。
食事を出来ない状況に追い込まれると、確実なんでしょうけれど。
息の切れる運動をすると、体は締まりますね。
しかし、くうみんさんのようにず~っと頑張れる根性のない人にとっては リバウンドと言う敵の方が 大きいのでした。 

Posted at 17:42:09 2014/07/08 by るどるふくん

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kage


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