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カテゴリ:霊魂の事 の記事リスト(エントリー順)

霊魂の話 その1

kage

2014/08/20 (Wed)

【 世にも奇妙な出来事 】

 奇妙な話を書こうとした矢先に、記事が消えてしまうという 奇妙な事になってしまいました。
ただの偶然だと思いますが、そういったことを信じている人達は 霊的なものを感じてしまうのかも知れません。
私は、お化けや幽霊、UFOのような物は 全く信じていません。
ですから、こういったものは 気のせいや偶然と考えています。

 昔から不可解な出来事は 神様や霊魂、宇宙のパワー、そして蟲(むし)等の存在によって 引き起こされていると言われてきました。
科学で解明出来ない事柄は こう考える事によって、つじつま合わせが出来たのです。

 しかし、『たまたま偶然にしては・・・』と 私自身の事に関しても、不思議だと思える出来事が 数多くありました。
私の前記事を読まれた方は ご存知でしょうが、“願いを聞き届ける滝”による代償とも思える私の父母の死。
高校二年生の時の、“幸せの切符”の日本縦断旅の偶然の出会い。
たまたま寄席に行った時の偶然。 

むかしの芸能裏話 その1 の話
遅刻の常習者になった事 その2 の余談の話。
遅刻の常習者になった事 その3 の余談の話。
遅刻の常習者になった事 その4 の余談の話。
遅刻の常習者になった事 その6 の余談の話。

 私が産まれてこの方、野生の“ふくろう”を見たのは 二回だけです。
二回とも、家の庭にあった梅の木の枝に止まっていた“ふくろう”でした。

 夕刻に眼の光る鳥をみた時は びっくりします。
慌てて父に報告しました。
すると父は、「ふくろうは 死んだ人の魂を運ぶあの世の使いと言われている、誰かを迎えに来たのかもしれない」と 言ったのです。

 翌朝、寝たきりになっていた祖父に食事を運ぶと、祖父は 眼を開けたまま寝ていました。
声を掛けても 返事もしません。
その眼は 死んだ魚の目のように、薄く白い幕のようなものが掛かっていたのです。
「じいちゃんが、眼を開けたまま寝ている」
私に呼ばれた母は 立ちすくみ、父を呼んでくるように指示しました。
飛んで来た父は 祖父の顔を見ると、震える声で「昨日来た ふくろうを追い払えばよかった」と 嘆きます。

 翌年、学校へ行く前の朝、不思議な視線を感じて 梅の木を見ると、ふくろうが止まっていました。
遅刻しそうだった私は そのまま学校へ登校します。
4時限目の授業が終わると、担任の先生に呼ばれ、直ぐ家に帰るように言われました。

 家に帰ると、近所の人達と涙を流している親戚連中がいっぱいいます。
その光景を観た私は 直ぐに何があったか判断出来ました。
祖母が亡くなったのです。
そこには 梅の木に止まっていたふくろうの事を、父に話さなかった自分を 卑下して悔やんでいる私がいました。


 次回は 霊魂の話 その2です。



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霊魂の話 その2

kage

2014/08/22 (Fri)

【 霊魂 】

 私が小学生だった頃の子供の数は 女の子の方が、男の子より多い世の中でした。
ところが、私の住んでいる近所の子供達は 殆どが男の子達で 女の子は極端に少なかったのです。
だから、近所の女の子と話すことなど 滅多にありませんでした。

 近所の中学生だった女の子が、バレーボールの部活で遅くなってしまったので、「学校まで迎えに来て欲しい」と 学校から母親に連絡がありました。
母親は 父親がたまたま出かけていた為、近所の車を持っている人に 娘の迎えを頼みます。
彼は 学校へと向かいました。

 学校に着くと、「部活は 一時間くらい前に終わっているので、彼女もその後、着替えて直ぐに帰ったと思いますよ。」
「しかし、おかしいですねぇ、電話は 誰がしたんでしょう。」
「私は ずーっと、此処(ここ)にいたんですけれど・・・。」
学校の電話が、職員室にしかなかった時代です。
ましてや、携帯電話といった代物は 全くありませんでした。

 辺りは もう暗くなっています。
彼は 来る途中、彼女を見過ごしたと考え、途中で彼女に会うかも知れないので、ゆっくりと周りを見渡しながら運転して帰りました。

 ライトに照らされて、道の脇にへたり込むように座っていた彼女を 見つけます。
彼女に へたり込んでいた事情を聞くと、「坂の上から、でっかいちょうちんが、もの凄い勢いで転がって来たので、慌てて走って逃げた。」
「逃げ切れないと思って 道の脇にへたれ込むと、そのまま通り過ぎて行ったの。」と言いました。

 彼女の家に着くと、誰もいません。
すると彼女が、「三日前に両親がケンカをして、母親が出て行ってしまった。」
「今日父親は、母親を迎えに母親の実家に行っていて、家には 誰もいない。」と話したのです。

 次の日になって、父親は 一人で帰って来ました。
「実家には 帰って来ていない」と言われたのです。
しかし母親は この日も帰って来ませんでした。

 消防団も加わった、近所総出の捜索が始まります。
何日も行われた捜索にも拘らず、彼女を発見する事は とうとう出来ませんでした。
そして、“神隠し”との噂まで流れ始めます。

 丁度、ちょうちんが転がって来たと言っていた場所の直ぐ横に、小山の木々に囲まれた墓地がありました。
カラスがよく鳴くその小山は 子供達も近づかない場所です。
近くを流れる小いさな川から流れ落ちる小滝の音が、神秘性を増幅させていました。

 しばらくして、その墓地は 木々が伐採されて、道路からもよく見えるようになります。

 次回は 私が夢で見た 偶然の話です。



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霊魂の話 その3

kage

2014/08/23 (Sat)

【 夢の記憶 】

 二十年は 経ったでしょうか。
明治通りを交差するように、錦糸町の方から 蔵前橋通りを車で走行中、交差点の二十メートル程手前で、物のぶつかる音と急ブレーキの音がしました。
すると、前の車が急停止。
当然、私の車も急停止します。

 “事故だ!” と 思った瞬間でした。
私の車の運転席から二,三メートル横に、ぐるぐる回転しながら 黒い物が飛んで来ます。
それは バイクのフルフェイスヘルメットでした。
回転が止んだ その面から、こちらを見つめている 人間の両眼の様なものが見えたのです。

 「うっ」と 思わず声が 洩れてしまいました。
交差点の方を見ると、バイクと車が ぶつかった状態で停止しています。
その横には 首から上の部分が見当たらない、両手を広げてうつ伏せ状態のライダーの姿がありました。

 「あれ、この場面は確か・・・」
その状態の場面を 何処かで観た記憶があったのです。
数日前の明け方、目覚めるちょっと前の夢の中だったことを 思い出しました。
その夢の中で、私は ぶつかった車から降りて、その被害者の眼を見つめた瞬間に 目が覚めたのです。

 事故の五,六分前に、脇から出てきた車を入れてあげました。
ところが、その車が実にトロくて、その車の前に 二,三台の車が 次々と入ってきたのです。
ひょっとしたら その行為の結果が、この衝突事故から 逃れられたのかも知れません。

次回も 予知夢の話です。




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霊魂の話 その4

kage

2014/08/24 (Sun)

【 夢再び 】

 連続して、変な夢を 見たことがありますか。
“昨日見た夢の続きを 今日も見てしまう” そんなことがありました。
内容は よく覚えていないのに続きになっている、そんな夢です。

 夢の中に、見たことの無いおじさんが登場して、何かを話し掛けていました。
すると、その後に 必ず事故の映像が現れるのです。
ただ、それだけの夢でした。
3日連続で見てしまっていたものですから、記憶に残っていたのでしょう。

 ファミレスで彼女と食事をした時 その話をすると、気味悪がられてしまいました。
その帰り、四ツ目通りを 錦糸町に向かって 中央線寄りを 車で走っていた時です。
ずっと先の左の側道から、原付バイクに乗ったおじさんが 出てきました。

 「えっ。」
私の声が 漏れてしまったのでしょう。
彼女が、「どうしたの」と 声を掛けます。
「あのバイク、車とぶつかるよ。」
「えっ、嘘ッ。」

 するとその瞬間、後方から左車線を かなりのスピードで走って来ていた小型トラックが、バイクとぶつかってしまいました。
バイクは 横回転をしながら、私の車の前方に移動。
思わず、急ブレーキを踏みます。
バイクは、左前五メートル程のところで止まりました。

 安心したその瞬間でした。
空から、まだ動いている私の車の数十センチしかない真ん前に 黒い塊り(かたまり)が降って来たのです。
あのおじさんでした。
十メートル近く飛ばされ、私の車の前に 落ちて来たのです。
フットブレーキと同時に、サイドブレーキも引きました。
あと数センチの違いで、彼を ひいてしまったかも知れません。

 私の車の前に落ちて来たおじさんは こちらを振り向いた瞬間、迫り来る私の車に驚き固まった表情で、私達を見つめています。
彼は 顔の数センチ手前で停止した私の車を確認すると、“道路に飛び出した猫が驚いて逆戻りする” あれくらいの勢いで道路脇に走って移動しました。
そして、倒れこんだのです。

 帰り道、彼女は 相当の衝撃を受けている様でした。
“興奮冷めやらぬ”とは この事でしょう。

 事故を予測した 私の言動。
空から人間が車の真ん前に落ちてきた時は、私が彼を “ひき殺してしまう”と思ったそうです。
そして、あのおじさんの表情と道路脇に移動した彼の俊敏さが、目に焼きついて離れない様でした。

 何故、おじさんが車にぶつけられると 判ったか。
それは 皆さんのご推察(すいさつ)どおりで、夢に登場したおじさんの顔が あのバイクに乗っていたおじさんの顔に そっくりだったからでした。

 次回の霊魂の話は 誰?、どこにいるの! です。




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霊魂の話 その5

kage

2014/08/25 (Mon)

【 誰なの!? 】

 私は よく引越しをしていました。
東京に住んで最初の10年間で、7回の引越をします。

 最初が4階の部屋、2回目が4号、3回目が13番地4号の4階の部屋、4回目が4丁目13号のように、引越し先の全ての番地か階数に “4”か“13”の数字が 入っていました。
そして、全ての建物で 不思議なことが起こります。

 最初のところは 会社の寮でした。
大浴場で熱湯が噴出して、股間を大やけど。
未だに、跡が残っている始末です。

 2回目のところでは 棚に載せていた切り出しナイフが、何故か突然落ちてきて、私の左ひざ小僧に突き刺さりました。
3回目は、当時この周りでは 一番高いのっぽビルであった最上階の11階で着替え中、ブラインドが突然落下、交通量の多い通りを行きかう車や人々に、裸体をさらしてしまいます。
その次も、諸々 起きました。
ここまでだと、単なるドジに見えますが、全て 手を触れていません。

 間を省略しますが、6回目の引越し先のマンションも、13番地4号でした。
周りが、15,6万円はする家賃の中、このマンションは  築2年にもかかわらず、駐車場込みの礼金なしの13万円で借りられた 超お得物件だったのです。

 ちょど、新婚1年目で 子供が彼女のお腹にいました。
しばらくして、私が仕事で留守にしている間に、彼女が昼寝をしているタイミングで、ドアをたたく音や、部屋に向かって怒鳴り散らす人達が 次々やって来たらしいのです。

 そして、裁判所の呼び出し人や警察までやってきました。
夫婦で住んでいた前の住人は 消息不明になっていたのです。
その事を、不動産屋は 話していなかったのでした。

 怒った私は 不動産屋さんと大家さんから、裁判所や役所と警察に連絡して頂き、対処してもらいます。
そして、それらの事が無くなりました。

 子供が産まれ、息子の一歳の誕生日が 過ぎた頃の事です。
彼女が 息子を部屋で一人寝かし、ベランダで洗濯物を干していると、彼の誰かと話している声が聞こえてきたそうです。
息子を見ると 一人で楽しそうに、おもちゃで遊んでいました。
彼が 一人遊びをしていたと思ったそうです。

 日曜日の朝、彼女が 私に声を掛けてきました。
「誰かと遊んでいる。」
息子が、子供であっても、それは あまり好ましい事では無いと考えた私は、息子の部屋を覗きました。

 「もう帰るの、じゃぁね。」
「バイバイ。」
息子が誰かに別れを告げています。

 『誰かと遊んでいたのか。』
「うん。」
『誰と?。』
「知らない」
『知らないって、知らない子供と遊んでたのか。』
「子供じゃないよ、おじさんだよ。」
『おじさん・・・』
「ほら、まだそこにいるよ。」
『どこ?』
「そこ」
閉まっている窓に向かって 指を差しました。
『誰?、どこにいるの!』
『見えないぞ』
・・・・・・
「行っちゃった。」
『行っちゃったって、どこから帰っていったんだ』
『窓。』
誰もいません。
『誰だっ!』
・・・・・・
『まだいる?』
「帰っちゃった。」
・・・・・・
『また、遊ぼうと約束したのか?』
・・・・・・
「しなかった」
・・・・・・
残念そうに、下を向きました。
「あぁあ、帰っちゃった。」


 次回は 遊ぼっ、です。




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霊魂の話 その6

kage

2014/08/26 (Tue)

【 遊ぼっ 】

 間もなく、息子は 体温が40度にもなる熱を出しました。
病院で 注射と熱さましの頓服を服用すると、一旦 熱は下がりますが、夜になると また 高熱にうなされます。
その日の晩に 近くの緊急診療所へ行くと、「普通の風邪ではないかもしれない」と 言われ、今すぐ医師会に行って、家の近くの病院を紹介してもらうように言われます。

 そして医師会に行き、医師会から紹介された病院へ行くと、インフルエンザと診断されたのでした。
注射と熱さましを使って 熱を下げようとします。
しかし、三日経っても、熱は 全く下がりませんでした。
結局その病院は ちゃんとした設備がないとの理由から、総合病院へ行くようにと 紹介状を書いてくれます。

 総合病院に行くと、即入院する事になってしまいました。
痛々しい入院生活の二週間後、退院することが出来ます。
息子は 昨日までの生活から開放された為か、入院をしていたのが嘘だったのかと思わせるほど、私達の注意も余所(よそ)に はしゃいでいました。

 しかし翌朝、息子は 意識が朦朧(もうろう)とした様子で、ぐったりしていました。
かすれた声でしか返事をしない息子に、驚いた私たちは 救急車で病院へ運ぶことにします。
そして、前回同様、点滴と薬漬けの二週間の入院生活が また始まりました。

 そして、退院したその日の夜に またもや40度の高熱を出したのです。
救急車を呼ぼうとしていると、「あの病院には もう、入院させたくない」と、妻に懇願されてしまいました。

 ならば、もっと大きな病院へと 電話帳で探しまくります。
その結果、御茶ノ水の順天堂大学病院がいいと判断し、電話をしました。
私の住所からすると、浦安の順天堂の方が近いので そちらに行くように指示されます。

 救急車の手配をしました。
受話器を置いた途端、ベルが鳴ります。
順天堂大学浦安病院(順天堂大学医学部附属浦安病院)の婦長さんからの電話でした。
「くれぐれも、救急車で連れてくる事は 絶対にやめて下さい、それでは。」

 サイレンの音と共に階段を駆け上る音、さっき呼んだ救急車が来たのです。
来るなと言われたけれど、わざわざ来てもらったのに断れませんでした。
救急隊員は びっくりします。
何回計っても 体温が43度より、少し上だったからでした。

救急車で、順天堂大学浦安病院へ到着。
息子は 緊急処置室に運ばれましたが、手続きをしている側(そば)から、妻と救急隊員達に えらい剣幕で激怒している婦長さんが居りました。
「あれ程、救急車を使っては いけないと言ったのに。」

 即入院、そのまま寝ないで起きていた私達が 早朝病院に行くと、看護婦さんから「今、精密検査をしています。」
「午後まで掛かるので、午後になってから また来てください。」

 午後の外来が始まった時間に出向くと、特別室に連れて行かれます。
すると、二人の看護婦さんと五人の先生方が次々やって来ました。
「今、検査中ですが、私達が経験した事のない 珍しい病気かも知れません。」
「どんな事をしてでも、治療して行きたいと考えています。」
「その為には 研究を兼ねて、我々五人の医師と看護婦達で診させて頂きたいのです。」
「ご両親様に、その治療方法についての ご理解と納得をして頂きたいのです。」

 妻は、ずっと堪えていたものが切れたのか、泣き崩れてしまいました。
嫌と言えるわけも無く、私達は 納得するしかない状況に置かれていたのです。

 二人目を身ごもっていた妻は 朝の洗濯干しが終わると、毎日病院へ通いました。
病院の看護婦さん達の人気者になっていた息子は 私達が帰る仕草が判るようになっていたようで、帰り支度を始めると 頭中の装置と体中に施されたチューブや数々の装置を引きちぎる勢いで、両手を前に出し、泣き叫びながら“連れて帰って”と言わんばかりに 起き上がろうとするのでした。
しかし、起き上がることは 出来ないのです。
体のあちこちに、重り(おもり)が付けてあったからでした。


 妻が家で洗濯物を干していると、誰かに すそを掴まれた気がしたそうです。
振り返っても 誰もいません。
「あそぼっ、」
彼女は 声が聞こえたような気がしました。
「あそぼうねぇって」
テレビもつけていません。

 そのまま洗濯物を 物干しに掛けようとした瞬間。
また、すそを引っ張られたのです。
「だれ、誰かいるの」

 そして、私達が その日に病院へ行くと・・・。





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霊魂の話 その7

kage

2014/08/27 (Wed)

【 夢の中の友達 】

怪談!ブログトーナメント - 小説ブログ村
トーナメントに参加してみました。
不思議話では ありますが、
応援して頂けるとありがたく思います。
 
怪談!ブログトーナメント


 病室のある階に着き エレベータの扉が開くと、看護婦達が 慌ただしくしています。
その彼女達が行ったり来たりしている先は 私達の息子が入院している部屋のように思えました。

 悪い予感と言うものは 当たってしまうもののようです。
息子を 担当医と数人の看護婦達が 取り囲んでいました。
妻の顔から、血の気が引いていくのが解ります。
彼女の左肩を抱えるような状態で支えている私自身も、彼らの処置の様子を 黙って観ているしかなかったのでした。 

 妻も私も、最悪の事態を想定していたのかも知れません。
一人の看護婦さんが「今処置をしましたから、大丈夫ですよ。」
何を言っているのか、さっぱり理解出来ていない私達でした。

 担当医も 「安心してください、大丈夫です。」
会釈をしながらそう言うと、一人の看護婦さんを残し、みんな出て行ったのです。
事情の飲み込めない私達は 呆然と突っ立ったまま、息子の寝姿を見守っているだけでした。

 看護婦さんが看回りに来ると、息子が血だらけでぐったりしていたらしいのです。
重りで動けないはずだったのですが、唯一動く両手を使って、頭や腕等の装置や点滴の注射器を外してしまったのでした。
その時の僅かな傷口から 大量の出血をした為、気が遠のいてしまっていたようです。

 この時点で解っていた高熱の原因は 白血球の量の増減に関係しているといった事でした。
人は 白血球の量が、日々増減を繰り返しているそうです。
その範囲を越えてしまう人達が、命に係わる病気を引き起こしてしまうらしいのでした。

 異状に白血球が少なくなると、単なる風邪でも高熱が長く続いてしまい、死の危険性が高まります。
逆に、異状に白血球が多くなり過ぎると、白血病のように 小さな傷を負っただけでも血が止まらなくなり、死の危険性が高まるのでした。
普通は どちらかに偏ってしまうらしいのです。
息子の場合は 上下ともに、その範囲を超えてしまう病気でした。
たまたま白血球の多い時に出血した為、やや多目の血が流れてしまったのです。

 それよりも、あの小さな体で、あれだけの重りを動かした事に看護婦さん達は 驚いているようでした。
平均的一才児より随分小柄な息子の力に、ビックリしているようです。

 目覚めた息子に、何気なく聞いてみました。
『さっき、何でそんなことをしたんだ。』
たどたどしい言葉で こう言ったのです。
「お家でね、お友達に “遊ぼっ”、て言われたの」

 息子は 両方の腕の関節にも 重りを付けられ、完全に寝たきりのような状態にさせられてしまいました。
私達の顔を見ると、装置を取り外してしまう可能性と精神的に辛い思いをさせてしまうとの理由から、しばらくの間は 病室へ来る事を禁じられる事になります。





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霊魂の話 その8

kage

2014/08/29 (Fri)

【 指の痛み 】

怪談!ブログトーナメント - 小説ブログ村 皆さんの応援の甲斐あって、
優勝させて頂く事が出来ました。
誠にありがとうございます。
休養前に良い出来事となりました。
重ねて感謝いたします。
 
怪談!ブログトーナメント


お詫び

 数シリーズ以前より訪問してくださっておられた方は お気付きでしょうが、最近、更新スピードを 早めていました。
阿久悠さんの話を書き始める少し前辺りから、両手の指を曲げると 痛みを伴うように成って来ていたのです。
そこで、ランキング低下と訪問者離れも仕方なしと、当初より書きたかった記事を 急ぎ更新して参りました。

 案の定、ランキングと訪問者数は 見る見る低下。
(実際は 記事の内容が原因かもしれません。)
霊魂のせいとは 全く考えておりませんが、何故か霊魂の記事にしてからは 指の状態も更に悪化。
特に左手指を五本とも曲げるのが きつくなって来たようです。

 このシリーズ終了までは 頑張るつもりでいました。
たぶん、ただの単なる年齢のせいかも知れませんが、ひと月程 ブログを休ませてもらいたいと思います。
申し訳ありません。
応援や楽しみにされていた方々には 特に申し訳なく思います。

 復帰後、この続きを書くつもりですが、次回からの展開を 少しだけ紹介しておく事にしました。
*息子の病気の原因が解ります。
薬の過剰摂取と言う事でした。
息子が掛かった病院の何処か、もしくは 数箇所に置いて、一種の診断違いがあったのでしょう。
そして、順天堂の担当医によって、このことは 学会で発表される事になりました。

 それから2ヵ月後に退院し、2年後に引越しをします。
ところが、引越し先の部屋が405号室、またもや4の数字がついてしまいました。
そしてそこでも、不思議な現象が起こり、息子に再び 命に拘る事が 起こってしまいます。

 皆様のサイトへの訪問も なかなか出来なくなるかもしれません。 
出来る限り “スポンサー表示”が出る前には 帰って来たいと思っております。



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霊魂の話 その9

kage

2015/05/29 (Fri)

 俳優の今井雅之さんが亡くなりました。
心より、ご冥福を御祈り致します。

 【 ひとりごと 】

 私は、霊とか幽霊とかの存在を全く信じていません。
もちろんお化けや妖怪の類(たぐい)も、信じていません。
ただ、世間の人達がどれだけ不思議な出来事にあっているのか判らないのですが、知り合いの人達から良く言われていました。
不思議な事に遭遇し過ぎだと。

 以前にも書いているような事とか。
【 世にも奇妙な出来事 】
【 霊魂 】
【 夢の記憶 】
【 夢再び 】
【 誰なの!? 】
【 遊ぼっ 】
【 夢の中の友達 】 等エトセトラ。


 都会と田舎の違いは歴然ですが、人間にも明らかな違いがあります。
東京に住み始めて、気づいた事がありました。

 東京では、独り言を言っている人達に良く遭遇します。
通勤の電車の中では、良く見かけました。
もちろん田舎でもそういった人が居たのかも知れませんが、滅多に遭遇する事はありません。

 ある日最終電車に乗った時、酔っ払いのような中年男がぶつぶつ何かをつぶやいておりました。
そう、目に見えない誰かと話をしているのです。

 私達の車両には、彼の他に私と中年の男の人一人とOL風の女三人組が乗っていました。
当然、彼とは自然に距離を保っていたのですが、静かな車内に彼の大きな声はこだまします。

 突然彼が、目に見えない女の人らしき相手に謝りだしました。
「悪かったから、勘弁してくれ。」
「もうしないからさー。」
脈略のない言葉を次々に発し、「怖い事はやめてくれよ~」。
彼が叫びます。
「ひえ~っ」

スクリーンショット-2014-07-27-13.11.27 「きゃーっ」
女の人達が叫びました。
大きな揺れと共に、車内の電気が突然消えて真っ暗になったのでした。
僅か十秒程の事でしたが、私自身もこのタイミングの良さには 驚きを隠せません。

 電気が点いた瞬間、更に大きな悲鳴が聞こえてきます。
「きゃーっ」「うそーっ」「きゃーっ」
三人組の女の人達が、騒ぎ出したのでした。

 彼の姿が見当たりません。
そう、この車両から彼の姿が消えたのです。
ほんの十秒弱の間に。

 暗闇の中を、高速ダッシュで移動したのでしょうか。
思わず覗き込んだ両隣の車両にも、彼の姿はありませんでした。
車内には、小刻みに震えている女の人達と、彼女達以上に驚いている表情の中年男性が立っているだけだったのです。







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睡眠不足か眼精疲労か

kage

2015/06/12 (Fri)

  【 突然のめまい 】

 いつものようにパソコンで各サイトを訪問中、突然めまいと共に、吐き気を催(もよう/もよお)してしまいます。
丸一日、食事も受け付けず、ほぼ食中毒のような症状が表れました。
そして、薬も飲めず一日以上経過すると、だいぶ治まって来ます。
しかし、パソコンやスマホを触ると、またもやかすかなめまいが表れる為、しばらくはコメントに対しての返事のみにすることに。

 万全を期して、2週間近く記事の更新は中断致しました。
おそらくは単なる睡眠不足による眼精疲労の症状だと思っていますが・・・。

 また、希少とは存知ますが、次回記事に期待されて訪問頂いた方々には感謝致します。

 次回記事は、数日後に。
 


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