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ちょっと芸能裏話 (阿久悠マジック その4、百恵に負けてはならない理由)

kage

2014/06/21 (Sat)

【 ホリプロ三人娘森田健作 】

 前回予告の(阿久悠マジック、天地真理と淳子と百恵に石川さゆり)は 次回に持越しする事を お詫びいたします。


 当時、新人歌手を売り出す為の宣伝費は500~1,000万円と言われています。
あの 桜田淳子さんや森昌子さんでも3,000万円位だと言われていました。

 南沙織さんの後に続くアイドルのいなかったCBSソニーは どうしても山口百恵さんを トップアイドルにする必要があり、例外的に1億円の予算を計上したと言われます。
それは、桜田淳子さんより、売れてもらう必要があったからでした。

   三人娘を 売り出す為に作った映画
  (和田アキ子・森昌子石川さゆり山口百恵

ホリプロ3人娘 山口百恵さんデビュー 森昌子さん、石川さゆりさん、山口百恵さんを 三人娘として売り出したかったホリプロダクションと思惑が一致。
「大きなソニー、大きな新人」とソニーが売り出せば、ホリプロも「ホリプロ三人娘のひとり」として 売り出します。

 そう考えると、もし桜田さんが ホリプロダクションに入っていたら、山口百恵さんの成功も、石川さゆりさんの現在も 無かったかもしれません。 
 
 何故、桜田さんより、売れてもらう必要があったのでしょうか。
当初、ホリプロは 桜田淳子さんの獲得に ほぼ成功していたのでした。
スター誕生史上最高の25社のし烈な競争を勝ち抜き、桜田淳子さんの両親と本人の了解まで得て 契約寸前まで行きます。
最高の金の卵の彼女が加入する事で、ホリプロダクションは 当時の最高峰“渡辺プロダクション”を超え、名実ともに 歌謡事務所のトップの座に君臨する願いが成就する筈でした。

 西郷輝彦さんの相澤秀禎マネージャー(後のサンミュージック社長)は 業務成績不振と素行不良が原因で会社を退社する時、西郷さんを引き抜き、彼と共に芸能事務所“龍美プロ”を立ち上げました。
会社をサンミュージックに改名後、森田健作さんの売り出しに成功します。
しかし、彼に続くスターのいなかったサンミュージックは  どんな事をしても、次のスターが欲しかったのでした。

 そこで目を付けた 桜田淳子さんの獲得に乗り出すも、ホリプロダクションに 先を越されてしまいます。
他のプロダクションが 彼女の獲得を諦める中、彼は 阿久悠さんをはじめ、スター誕生の関係者を説得するのでした。
「ひとつの大きな会社が スターを独占するのは おかしい。」
すでに、ホリプロは 森昌子さんや大勢の売れっ子の歌手をスター誕生から獲得していたのです。

 当時のプロ野球界で 一人勝ちだった巨人軍のように、金のあるところだけが更に潤うのは おかしい、混戦こそが人気の秘密、一強では 歌謡界の為に良くないと。
森田健作です

 結局、阿久悠さんや、スター誕生の関係者の説得をすることになります。
相澤さんの力説に、彼らは 納得し、相澤さんと一緒に桜田さん一家を 説得に行くのでした。
結局、桜田さん本人や彼女の家族が折れ、サンミュージックが 彼女の獲得に成功します。
ホリプロに行くと思っていた 多くのファンやマスコミを納得させる為、桜田さんに「大好きな 森田さんの事務所に行く事に決めました。」と言わせたと言われています。
 
 この事により、サンミュージックは 名声得て、更に彼女に影響された松田聖子さんをはじめ、トップスターを 次々と輩出する事務所になって行くのでした。
そして、阿久悠さんは 桜田さんを “最高のトップスターにしなければならない理由”が ここに出来ていたのです。
スター誕生優勝の瞬間 デビュー前の14歳の少女をめぐって、芸能界の裏側は 大激震していたのでした。
あの手この手の争奪戦が展開されていた事を 世間の方々は 殆ど知る由もなかったでしょう。
そして40年以上の間、これだけのオーラを纏った(まとった)スターの卵は 未だ現れていないのが現実なのです。

 残念なのは “本人がその事を ちゃんと自覚していなかったのでは”と言う事でしょうか。

 
  百恵と淳子、萩本欽一が「誕生!」の瞬間を初激白


 次回は 天地真理と淳子の事です。


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次回は 百恵さんの事を少し  石川さんの事も 阿久さんが百恵さんに惹かれてしまいます 楽しんで頂けてるでしょうか





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ちょっと芸能裏話 (阿久悠マジック その2、三色すみれ)

kage

2014/06/14 (Sat)

【 岩崎宏美・花の中三トリオ 】

 桜田淳子さんや森昌子さん、そして山口百恵さんが 花の中三トリオと呼ばれていた時は、阿久悠さんの存在を まったく気にも留めていませんでした。

二重唱 (デュエット) 彼の詩の才能が ずば抜けていたんだと気付いたのは 岩崎宏美さんがデビュー曲の二重唱 (デュエット)から ヒット曲を連発していた時、私の好きなヒット曲の殆どが 彼の曲だったんだと 初めて気付いた時です。

天使のような女の子  彼の詩は 思春期になる女の子の切ない心情や、その事を知らない思春期前後の男の子達の興味を そそったのでした。
実際の女の子達が ここまで純情なのかは 判りません。
しかし彼は 当時の男の子達が、少女とは こうあって欲しいと思う理想を 現役の少女達を使って表現してみせたのでした。
その中の最高傑作が、彼自身もファンであった桜田淳子さんだったのです。

 彼女のデビュー前、彼女は 歌の先生から「アイドルは 上手く歌っちゃいけない」と 大きな歌声とビブラート禁止令を出されたと言われています。
スター誕生史上最高のアイドルとして 鳴り物入りでデビューした彼女の細々とした歌声は、当時の可愛い子ちゃんアイドルと同じく、可愛いだけの 下手歌手に聞こえたのでした。
それでも、エンジェルハットと共に それなりに人気がでます。


ピンクレディー(ペッパー警部) 彼は スター誕生で山口百恵さんに対し、「少女らしさがない、もうイメージが完成されている」と批判。
しかし、彼女は 合格します。
百恵さんは 彼の思い描く 男の子達の憧れ“純粋無垢な女の子”のイメージに合わない娘だったのでしょう。
同じような事を言われて 歌が上手いにもかかわらず、スター誕生を落ちた女の子二人組は 彼に指摘された未完全な可愛い娘に変身。
再挑戦で合格し、ピンクレディーとして 彼の詩でデビュー、大ヒット。

 百恵さんがデビュー。
彼女に意地でも負ける訳には いきません。
彼は 作戦に出ました。
淳子さんの物静かな可愛い清楚な女の子らのイメージを辞め、明るくて可愛い一途な女の子に。

ウルトラマンタロウ 三枚目の“私の青い鳥”の時、 彼の努力のよって、子供達に人気の“ウルトラマンタロウ”の番組の中で この曲が流れます。
歌番組等では「結婚式には いい曲だね」と言うコメントを引出させました。
それらの努力の甲斐あって『クック、クック』が 大流行。
曲は それほど売れていないのにも拘らず、新人賞を 総なめにするのです。 

 次の「花物語」で、世の中の男の子のハートは 鷲掴み(わしづかみ)されました。
彼女は どんどん、阿久悠さんの理想通りの女の子になっていくのです。
女は ぶりっ子が嫌い 
 しかし、難敵がいる事を 彼は 気付いていたのでしょうか。
それは、女の子達でした。
ぶりっ子”で有名な歌手の元祖は 松田聖子さんじゃなく、淳子さんでしょう。
ぶりっ子が 女の子は 大嫌い。
そして、次の曲「三色すみれ」で 男の子達は更に魅了され、女の子達は 更に反感を強めます。

 虜にされたのは 子供だけでなく、大物タレントも魅了されて行きました。
これだけの大物タレントを虜にした歌手は 彼女以外、今現在まで彼女だけでしょう。
芸能人として考えれば 吉永小百合さん以来でしょうか。
長谷川一夫、タモリ、赤塚不二夫、山城新伍、萩本欽一、坂上二郎、藤村俊二・・・エトセトラ。(敬称略)
未だに あまり類を見ない、大物達の芸能人ファンクラブがあったほどです。

 女の子達の「そんな女の子は いないよ」と 男の子の「理想の女の子」。
彼女が人気者になればなるほど、彼女への 女の子の反感が増え、支持派は 減って行くのでした。
そして彼女は まじめがゆえ、女子目線を気にし過ぎ、悩み、宗教へと嵌って行ったとも 言われています。


*ここで 豆知識
  みなさんも 知らないうちに、阿久悠さんの言葉のマジックに引っ掛かっていませんか。
 “三色すみれ”の読み方、どう言っていますか。
 三色すみれを “さんしょくすみれ”と思っている人は 65歳以下。
 “さんしきすみれ”と判っている人は 66歳以上、もしくは 花の名前に詳しい人。
 “さんしょくすみれ”は 阿久さんが 詩の語呂(ごろ)を意識して作った淳子さんの歌用の呼び名です。
  今では 当たり前のように 辞書にも “さんしょくすみれ”で 載るようになりました。
  (間違いも、大多数が使えば 正しいことにしてしまう、日本人的感覚によるものと言われています。)
 “さんしょくすみれ”と思っていた方は すっかり、阿久悠ワールドに 嵌っていたのかも知れませんね。

 次回は 桜田淳子の事です


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次回予告は 未定の為、載せませんでした  阿久さんは 天才ですね 阿久さんが百恵さんに 詩を提供しなかった理由が判ったでしょうか 43歳以上限定記事のように なってしまいました!





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