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ちょっと芸能裏話 (阿久悠マジック その5、天地真理と淳子)

kage

2014/06/25 (Wed)

【 桜田淳子・天地真理 】

 桜田淳子さんは スター誕生の秋田の予選会場で 阿久悠さんに「音痴でなければ、全てが合格ライン以上」の言葉を残されたにも拘らず、彼亡き後2008年に放送された「阿久悠物語」で、阿久悠役の田辺誠一さんが、「歌は下手だけど、それ以外は 全てが合格」とドラマの中で発言しました。

 このことによって、桜田淳子さんは “歌が下手だった”と言う印象を世の中の人に与えてしまったようです。
この後、いろいろな掲示板やブログなどで、彼女は 歌が下手でと、本当に彼女の歌が下手と決め付けた書き込みが目立つようになりました。

 スター誕生は 本来、歌の上手い人の中からスター性のある新人を探す番組です。
まず、歌が上手い事が前提だったのですが、桜田さんを見て驚き、「歌が上手くなくても普通なら」と表現。
普通の歌手並みは あったということなのでした。

スター誕生は 他のスター発掘番組と違い、森昌子さんや、岩崎宏美さん、伊藤咲子さんのような歌の上手い歌手(彼女達は 特に上手い)を見つける番組だったのに、桜田さんの魅力によって、「歌の上手さは 並で良い」と言ったのを 宗教に邁進(まいしん)した彼女を良く思わない人の策略であるような番組作りは おかしい事と考えるべきです。
“この物語は 阿久さんがいない事を良い事に、かなり脚色されていた為か、エンディングロールの後に“一部フィクション”とクレジットが流されます。”

 桜田さんの動画は 次々削除され、昨年同期の頃より半分以下になってしまいました。
貴重な動画になりつつあります、お楽しみください。
 桜田淳子・花物語

 *数年前の大河ドラマ『竜馬伝』で、彼の行った事(おこなったこと)でもないことが 幾つも、彼が成した事に脚色されていました。
テロップで、“事実とは 異なる事がある”と毎回、流しているにも拘らず 世間では 歴史事実と違う、“竜馬が大活躍した明治維新”になりつつあるのは 如何なものでしょうか。

 後に、桜田さんの歌唱力の高さを褒める方々が 多く現れた事によって、そのことは ある程度証明されているのですが。
このことは、日本中を席巻した 天地真理さんの“歌下手疑惑”の事と ダブって思い起こされます。
 彼女は、『ヤング720』と言う番組に出演した事がきっかけで芸能界デビュー。
その後、TBSドラマ『時間ですよ』の堺正章さんの相手役“さっちゃん”のオーディションを受けますが 落選。
しかし、審査員に参加していた森光子さんが 天地さんの魅力に惹かれ、“隣の二階の真理ちゃん”と言う、違う役どころが 急遽、出来る事になります。
当時マンガの原作王的存在の梶原一騎さんのマンガのヒロイン“天地真理”を そのまま芸名にして 大ブレイク。
日本歌謡史上、最初の国民的アイドルとなりました。

 その彼女の事を、歌が下手で歌番組は 口パク。
と ある歌手が発言した事により、それが当然の事実となり、彼女のレコードの歌声は まだアナログ時代のレコーディングだった為、“ちゃんと歌えた所を繋ぎ合わせた物だから、繋ぎ目で音がする”と噂になります。
この私も、カセットに録音された 彼女の歌の“その音”を聞き逃すまいと、耳をスピーカーに近づけ、何度も繰り返し聞いていた事を 思い出しました。

 更に、彼女が紅白に出場が決まった時は 「生番組なので、口パクだと歌とずれる時があるかもしれないから、絶対見逃せない」と 世間の週刊誌やテレビ、ラジオなどが 騒ぎ立てます。
しかし、その歌声は 透通った華麗な妖精のような歌声にも聞こえたのでした。

 考えてみれば、彼女は 国立音楽大学附属中学校に合格し卒業、そして国立音楽大学附属高等学校声楽科に合格し卒業。
音楽家になって当たり前のような略歴です。
淳子さん同様、「世間の評価なるものは いい加減なものだ」と感じるばかりでした。

 次回は、桜田淳子包囲網の始まり、裏で泣く石川さゆりの事です。

 

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次回は 百恵さんの事を中心に 阿久さんVS百恵さん 阿久悠VS酒井政利




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ちょっと芸能裏話 (阿久悠マジック その2、三色すみれ)

kage

2014/06/14 (Sat)

【 岩崎宏美・花の中三トリオ 】

 桜田淳子さんや森昌子さん、そして山口百恵さんが 花の中三トリオと呼ばれていた時は、阿久悠さんの存在を まったく気にも留めていませんでした。

二重唱 (デュエット) 彼の詩の才能が ずば抜けていたんだと気付いたのは 岩崎宏美さんがデビュー曲の二重唱 (デュエット)から ヒット曲を連発していた時、私の好きなヒット曲の殆どが 彼の曲だったんだと 初めて気付いた時です。

天使のような女の子  彼の詩は 思春期になる女の子の切ない心情や、その事を知らない思春期前後の男の子達の興味を そそったのでした。
実際の女の子達が ここまで純情なのかは 判りません。
しかし彼は 当時の男の子達が、少女とは こうあって欲しいと思う理想を 現役の少女達を使って表現してみせたのでした。
その中の最高傑作が、彼自身もファンであった桜田淳子さんだったのです。

 彼女のデビュー前、彼女は 歌の先生から「アイドルは 上手く歌っちゃいけない」と 大きな歌声とビブラート禁止令を出されたと言われています。
スター誕生史上最高のアイドルとして 鳴り物入りでデビューした彼女の細々とした歌声は、当時の可愛い子ちゃんアイドルと同じく、可愛いだけの 下手歌手に聞こえたのでした。
それでも、エンジェルハットと共に それなりに人気がでます。


ピンクレディー(ペッパー警部) 彼は スター誕生で山口百恵さんに対し、「少女らしさがない、もうイメージが完成されている」と批判。
しかし、彼女は 合格します。
百恵さんは 彼の思い描く 男の子達の憧れ“純粋無垢な女の子”のイメージに合わない娘だったのでしょう。
同じような事を言われて 歌が上手いにもかかわらず、スター誕生を落ちた女の子二人組は 彼に指摘された未完全な可愛い娘に変身。
再挑戦で合格し、ピンクレディーとして 彼の詩でデビュー、大ヒット。

 百恵さんがデビュー。
彼女に意地でも負ける訳には いきません。
彼は 作戦に出ました。
淳子さんの物静かな可愛い清楚な女の子らのイメージを辞め、明るくて可愛い一途な女の子に。

ウルトラマンタロウ 三枚目の“私の青い鳥”の時、 彼の努力のよって、子供達に人気の“ウルトラマンタロウ”の番組の中で この曲が流れます。
歌番組等では「結婚式には いい曲だね」と言うコメントを引出させました。
それらの努力の甲斐あって『クック、クック』が 大流行。
曲は それほど売れていないのにも拘らず、新人賞を 総なめにするのです。 

 次の「花物語」で、世の中の男の子のハートは 鷲掴み(わしづかみ)されました。
彼女は どんどん、阿久悠さんの理想通りの女の子になっていくのです。
女は ぶりっ子が嫌い 
 しかし、難敵がいる事を 彼は 気付いていたのでしょうか。
それは、女の子達でした。
“ぶりっ子”で有名な歌手の元祖は 松田聖子さんじゃなく、淳子さんでしょう。
ぶりっ子が 女の子は 大嫌い。
そして、次の曲「三色すみれ」で 男の子達は更に魅了され、女の子達は 更に反感を強めます。

 虜にされたのは 子供だけでなく、大物タレントも魅了されて行きました。
これだけの大物タレントを虜にした歌手は 彼女以外、今現在まで彼女だけでしょう。
芸能人として考えれば 吉永小百合さん以来でしょうか。
長谷川一夫、タモリ、赤塚不二夫、山城新伍、萩本欽一、坂上二郎、藤村俊二・・・エトセトラ。(敬称略)
未だに あまり類を見ない、大物達の芸能人ファンクラブがあったほどです。

 女の子達の「そんな女の子は いないよ」と 男の子の「理想の女の子」。
彼女が人気者になればなるほど、彼女への 女の子の反感が増え、支持派は 減って行くのでした。
そして彼女は まじめがゆえ、女子目線を気にし過ぎ、悩み、宗教へと嵌って行ったとも 言われています。


*ここで 豆知識
  みなさんも 知らないうちに、阿久悠さんの言葉のマジックに引っ掛かっていませんか。
 “三色すみれ”の読み方、どう言っていますか。
 三色すみれを “さんしょくすみれ”と思っている人は 65歳以下。
 “さんしきすみれ”と判っている人は 66歳以上、もしくは 花の名前に詳しい人。
 “さんしょくすみれ”は 阿久さんが 詩の語呂(ごろ)を意識して作った淳子さんの歌用の呼び名です。
  今では 当たり前のように 辞書にも “さんしょくすみれ”で 載るようになりました。
  (間違いも、大多数が使えば 正しいことにしてしまう、日本人的感覚によるものと言われています。)
 “さんしょくすみれ”と思っていた方は すっかり、阿久悠ワールドに 嵌っていたのかも知れませんね。

 次回は 桜田淳子の事です


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次回予告は 未定の為、載せませんでした 阿久さんが百恵さんに 詩を提供しなかった理由が判ったでしょうか 43歳以上限定記事のように なってしまいました!





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